自閉症の原因とは?遺伝と環境は関係する?

Sponsored Link


何故こうなったのか?

壁にぶつかったり、何か物事を考える上で
因果関係は非常に重要ですよね。

病気にも因果関係があります。
インフルエンザはインフルエンザウィルスが原因、
エボラ熱はエボラウィルスが原因といったように
必ず原因があります。

では自閉症スペクトラム(以下ASD)ではどうでしょうか?
何が原因でASDと診断されたのか?
今回は自閉症の原因について考えられているものを
紹介したいと思います。

3a527b968e9f6b81d7cdda3141cef5f2_l

グローバル化、科学の発展が進むにつれて
これまで解明されてこなかった物事が解明されたり、
新たな方法論が世界中で開発されつつあります。

「渋滞のメカニズム」を数学的な観点から研究した
西成活裕さんや
「どうしてバナナの皮で滑るのか」を物理学から実証した
馬淵清資さんなど、
数々の研究で色んなことがわかってきてます。

渋滞やバナナのスリップなんて
日常生活で考えもしないところに目を凝らし
研究していたことや、それに費やした時間を考えると
感銘を受けます^^

「病」についても様々な学問で研究が進み、
原因解明が加速しています。

自閉症関連の疾患も同様に世界中で研究されています。
現在では、発達障害は脳の一部の成長が遅れている
病気であることが明らかとなっており、
皆さんも大なり小なりご存知だと思います。

医学の進歩以前は、自閉症のような発達障害は
母親の育て方のせいだと言われたり、
天罰だと言われる親御さんもいたそうで・・・

果たして本当に、育った環境と自閉症の間に関係があるのか?
脳の発達の遅れは遺伝なのか?
一つずつチェックしていきましょう♪

 

ASDは遺伝が原因?

ASDは脳の発達の遅れによる障害
であることはわかっていますが、
では脳の発達の遅れは何が原因か
というところが知りたいですよね^^

発達の遅れの原因は遺伝子情報です。
遺伝子情報が母親(と父親)から子供へ
正確に、正常に伝わらなかった場合に
遺伝子性疾患と呼ばれる病気になります。

545ed1f61f2805359c01f7d736575c55_l

この遺伝子情報はとても膨大なので、時々
わずかな情報の一部が誤って伝わるとがあります。

それがたまたま脳の発達に重要な情報である部分
間違って伝わるとASDのような病気にかかってしまいます。

さらに、それほど発達に重要ではなくてもところどころ
間違った情報が伝わってしまう場合でもASDのような
障害を持って生まれてくることがあります。

前者のような重要な部位の誤った伝達による場合は
遺伝が原因と考えられています(症候性自閉症)。

この場合は重要な部位を中心に研究すればいいので、
現在解明に向けて研究が進んでいます。

しかし後者のように色んな部位の誤った情報伝達の場合は
遺伝だけでなく環境も影響していると考えられています
(非症候性自閉症)。

色んな部位と言ってもASD者それぞれで
自閉症に関係している部分が違います。
原因遺伝子はこれ!っていうのが特定しずらいのです。

研究する側も、遺伝子のどこから手を付けていいのか・・・
となっています。

そのため、遺伝子だけに焦点を当てるのではなく
環境にも目を向けてみようという事で
次に紹介するような様々な環境要因が取り上げられています。

 

ASDは環境が原因?

子供は母親から生まれてくるので、
当然母親を取り巻く環境は胎児に影響します。

daedec44f9adb45aa5f70e0598a8d3c6_l

例えばある薬を母親が飲んでしまい、奇形児として
生まれてしまったなんて事件が有名だと思います。

同様にASDも多くの原因が考えられています。
・たばこの接種
・アルコールの接種
・薬物の接種
・公害
・化学物質
・ワクチンに含まれる水銀

この他にもウィルス感染によるものではないか・・・
テレビの観過ぎが発症の原因ではないかと考えられています。

これらは決定的な因子の一つだと判明したわけではなく、
現在も研究中です。

つまり、ASDの原因は一概に遺伝子だけが原因とはいえず、
子供と母親を取り巻く環境も原因となり得る
ということで、自閉症になりかねない危険因子や
それを予防する因子はまだ明らかとなっていません。

因子解明のためにもさらなる研究が必要ですね^^

 

まとめ

今回は自閉症の原因は何か?遺伝と環境との関係について
紹介しました。

治療を待つ自閉症者やその家族のためにも
さらなる自閉症関連遺伝子自閉症原因遺伝子の解明が
期待されますね^^

日本ではASD治療や解明について積極的な姿勢で、
近年では東京大学金沢大学こちら)などの
国内のいくつかの大学が連携して、
一大プロジェクトとして研究を行っています。

彼らの研究では、ASDには、体内のホルモン(オキシトシン)が
関与しているんじゃないか?と考えており、
近い将来治療薬が開発されるかもしれませんね^^

関連記事

    None Found
Sponsored Link

このエントリーをはてなブックマークに追加