夏目漱石のこころのあらすじは?簡潔に1200字で!

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旧千円札の顔の人でお馴染みの夏目漱石

今回は彼の不朽の名作であるこゝろ(こころ)」の

あらすじを簡潔にまとめてみました。

 

夏目漱石の名作「こゝろ(以下こころ)」は

  • 「先生と私」
  • 「両親と私」
  • 「先生と遺書」

の三章に分けて構成されています。

 

「こころ」は夏目漱石の代表的な長編小説で、

「彼岸過迄」「行人」と並んで後期三部作のうちの一とされています。

 

「恋は罪悪」

 

この言葉から始まっており、主人公のKと、

先生(私)の行動が対照的に描かれています。

 

最近ではマンガで小説を読むことができて、

内容を知るだけならこちらの漫画で充分かもしれません。

 

内容は実に感慨深いものがあり、

先生の半生・行動が醍醐味といったところですね。

1章ずつ順を追って400字・300字・500字

1200字にまとめてみました。

 

 

第一章:先生と私

明治時代。

人生の生きがいを見つけるために上京してきた私。

自分を特別な存在と思い続けてきたが、

大学での時間を無為に過ごしていた。

 

 

ある時鎌倉の海岸で、先生と出会う。

独特な雰囲気を醸し出す先生に魅かれ、

先生を素晴らしい思想家と慕うようになった。

先生からは人生の教訓を学びたいと思うようになる。

 

 

先生は無職で、親の財産で奥さんと二人で生活していた。

先生は毎月一回、雑司ケ谷の墓地へ友人の墓参りをしていた。

奥さんの話では、友人が亡くなる以前は頼りがいのある

明るい人だったそうだ。

 

なぜ人を信用しない孤独な生活をするようになったか、

奥さんもわからないが、きっと自分のせいだと悩んでいる。

そのことで私の先生に対する興味は増すばかりだった。

 

 

大学を卒業後、先生に報告するため家を訪れる。

その時先生は私に対して、

「親の財産が少しでもあるなら今のうちに始末しておきなさい

と助言する。特に兄弟親戚には注意した方がいいと念を押す。

 

 

第二章:両親と私

先生の家を訪ねた後、私は一度実家に帰省することになった。

父の病態悪化の連絡があったからだが、

帰って見ると父は意外にも元気だった。

 

しかし、数日後、天皇陛下崩御(ほうぎょ)の知らせを聞くと

容態が一変し、見る見るうちに衰弱して危篤状態となる。

明治と共になら本望と言う父であった。

 

そんな中、先生から大量で分厚い手紙が届く。

その中の一文には

「この手紙があなたの手に落ちている頃には、私は死んでいるでしょう」

と書かれていた。

 

いても立ってもいられなくなった私は、父が危篤状態にも関わらず、

先生の無事を祈って列車に飛び込んでいた。

 

その道中で先生からの手紙を読むことになったのだが、

内容はとんでもない物だった。

 

 

第三章:先生と遺書

その手紙には先生の遺書が書かれていた。

 

大学在学中に両親を亡くした先生は、叔父に両親の遺産を

食い潰されてしまった。

 

その後、人間不信に陥った先生は下宿で

一人暮らしをするようになった。

その時の大家の娘が先生の奥さんとなる人である。

次第に先生は彼女と打ち解けるようになっていた。恋をしていた

 

一方、大学の友人Kが貧乏生活していたのを

救おうと、先生はKを一緒に住むことにした。

 

ある時先生はKから、娘さんが好きだと打ち明けられる。

Kに娘さんを奪われることを懸念した先生は

精神的に向上心のない者は馬鹿だ

とKに告げる。

 

さらに焦った先生は、すぐに母親に「娘さんを下さい」と申し出て、

結婚することを認められる。

 

結婚の話を聞いたKはショックのあまり自殺する。

遺書が残されていたが

そこには先生に対する恨みなど一切書かれていなかった。

 

Kの死の真相を知る者は先生独り。

真相を誰にも打ち明けられないまま、苦悩の気持ちを抱えて生きてきたが、

明治天皇崩御の知らせを聞いて、

明治の精神と共に」逝くべく、遺書を書くことに決めたと、手紙に書かれていた。

 

手紙の末文には

「この打ちあけられた私の秘密はすべてあなたのこころにしまっていてください」と。

 

終わり

 

 

私はこの「こころ」を初めて読んだとき、シンプルに

「恋愛はトラブルの元やな」

くらいの感想しか持っていませんでしたが、改めて読み返してみると

自分の知識がついたこともあって感じ方が全く違いました。

 

明治時代に入って急激に海外の文化が輸入されて、

時代が大きく変わりましたが、

近代化が進むにつれて、エゴイズム(自己愛)という

武士道の精神にはなかった価値観が

人をダメにするかもしれない・孤独にさせるかもしれないことを

夏目漱石は諭したかったのかもしれませんね。

 

もし自分の友人が同じ人を好きになったと、

自分にだけ打ち明けた時、

あなたならどういった行動をとりますか?

私なら・・・

以上、「こころ」のあらすじでした!

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